みたらし団子?
当店では醤油ダレと、とろみのある甘辛いタレの2種類あります。
「みたらしだんごを下さい」と言われますが、
「みたらしだんごとはどちらのことですか?」と聞き返しますと、
醤油ダレの方を指す方は主に関西方面の方、とろみのタレの方は関東の方であることが多いようです。
もともと御手洗と書いて「みたらい」と読みますが、京都の下賀茂神社では、夏の土用の丑の日に御手洗川に足をつけ、 無病息災を祈願する御手洗会(みたらしえ)という行事があり、この日付近では白いお団子を串に5つ刺し、お醤油で焼いて食べる風習があります。これがみたらしだんごです。
当初、醤油ダレだけを 販売する予定でしたが、関東で団子といえば、トロッとした甘ダレが主流で甘い物好きの方に応えるためにも2種類にしております。(ただし埼玉の所沢方面などでは、生醤油が主流です)
当店の醤油ダレは開店以来25年以上継ぎ足している自慢のタレです。
三つ串だんご
我が国ではもともと4という数字は嫌われ、特に病院等では4階や4号室などを避ける傾向があります。
それに対して3、5、7等の奇数が喜ばれる風習があり、本来串だんごも3つ刺しが大勢でしたが、4つ刺しの方が一口で食べやすい為と、1本に対しての生地が少なくて済むなど、4つ刺しのお店が多くなっています。
3つ刺しは原価が割高についたり、焼くにも時間がかかり、一度に多く焼くこともできない等、デメリットも多いのですが、虹だんごは創業以来3つ刺しです。
3つ刺しの方が団子らしく見えますし、一粒が大きいと、焼いた時に米の風味が残り、
昔ながらの焼き団子が味わえます。